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悔しいが気持ちいい
もっと突いて欲しい
そして愛しい
一郎に激しく求められた五郎は、その熱い体を癒やす体液をたっぷり吐き出すと、いつになく柔らかな表情をした一郎の頬を撫でて尋ねた。
「具合はどうだ? よくなったか?」
「ああ……だいぶ楽になった。ありがとう」
「良かった。どうする、終わりにするか? それとも――」
五郎は真面目な顔をしていたが、一郎はその下腹部を撫でて笑った。
「こいつはまだ終わりにする気なんてなさそうだぞ」
勃ったままの雄を撫でられた五郎が頬を染めると、一郎は続けて囁いた。
「俺の女もまだ終わる気はないみたいだ」
火のついた欲望が、一度で収まるわけがない。2人は再び深く交わり、互いの最も高ぶった場所を擦り合わせ続けた。
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