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「俺やなくても良かったんじゃ……光ちゃん連れてったし」
「妬いてるのか?」
「そういうわけや……あっ」
一郎が四郎の中に入ってきた。既に風呂で五郎に抱かれた後だったが、四郎の体はすぐに喜びに震え、一郎を熱く包み込んだ。
「随分感度が上がったな。これも青二のお陰か?」
「一郎さんこそ、前より凄……いいっ!」
さっき三郎に一番と言ってしまったが、それは青い国で貴人にされる前の四郎との比較だ。貴人になった四郎の秘所は更に男を喜ばせるように進化していた。それに何度もしつこく褒めてしまう程、顔も体も美しい。
「本当に足の先まで綺麗だな。しゃぶってもいいか?」
「えっ……あかん、くすぐった……あんっ!」
一郎は長く柔らかい四郎の足を掴み上げ、牡丹色に輝く爪で飾られた白い足の指を一本ずつ口に含んだ。指を吸う度、四郎は体の奥を振るわせて一郎を締め付けてくる。そして一郎が熱い体液を放つと、四郎はそれを一滴残らず吸収して満足そうなため息をついた。
「ああ……美味しかった。一郎さんはほんまに美味しい……」
そしてうっとりした顔のまま、四郎は一郎に尋ねた。
「一郎さんが次郎ちゃんのことどう思うてるのか三郎が気にしてるて五郎ちゃん言うてましたけど、一郎さんは次郎ちゃんと三郎、どっちが好きなんですか?」
「どっちも愛している。おまえもだ」
「それ俺もよう言うてますけど、言われてみるとズルイて思いますね」
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