第4章 花咲く白い肌

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肌にゆっくり指を這わせ、次郎の答えを喘ぎ声に変えながら、一郎はまた問い掛けた。 「あの2人を、どう思う?」 「どう……とおっしゃられても……はんっ」 体の内側に一郎の指を感じて、次郎はビクンと震えて目を閉じた。 一郎の長く美しい指が、恥ずかしい場所に触れている。それがゆっくりと動き始めると、次郎はもう一郎が欲しいということ以外考えられなくなった。 「あまり興味はない、か?」 欲望に頬を染め瞳を潤ませた次郎の美しい顔を覗き込むと、一郎は濡れて開いた場所から指を抜き、もっと次郎を喜ばせるものを入れてやった。 「はあ……あ!」 次郎は甘い声を上げて仰け反り、一郎を逃がさないように、彼を受け入れた場所に力を込めた。 「ああ……」 一郎の唇から、低く艶のあるため息が漏れる。 もっと一郎を喜ばせたい。次郎は自ら腰を動かし始めた。 そんな淫らな姿を眺めて楽しんでいる視線を感じて目を開き、一郎と目を合わせると、今度は次郎が一郎に尋ねた。 「一郎様は……どうなの……ですかっあ……」 単純に美しさということであれば、2人は次郎に敵わない。 しかし、四郎の顔立ちは明るく華やかで愛嬌がある。そして三郎は――
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