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皮は全く気にならないというか、皮も美味い。感動して思わず声を上げると、果樹園の奥から女性達が出てきた。
「貴人様がいらっしゃる」
「まあ、ほんと。なんとお美しい」
たちまち美女に取り囲まれた四郎は頬を染めて呟いた。
「いやいやいや、お美しいのはあなた方でしょう」
「女性がお好きなのですか?」
「そりゃまあ……」
「嬉しい。じゃあ早くこちらにいらして」
女性達に手を取られて果樹園の奥に進んで行くと、土を盛り上げたような黄土色の家が半円形に並ぶ広場についた。
「さあ、どうぞ中にお入り下さい」
案内されたのは柔らかな床の広い部屋だった。
「服を脱がせていただいてよろしいですか?」
「ええ? あ……はい……」
いきなり体を求められて四郎は驚いたが、上目遣いの美女達に頬を緩めて頷いた。
「私達も服を脱いでよろしいでしょうか?」
「はい――ああ、ちょっ!」
「いかがいたしました?」
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