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胸を露わにしたまま尋ねた女性に、四郎は上擦った声で答えた。
「あの、その……全員で来られると流石にその……」
「失礼いたしました。何人までならよろしいですか?」
「え……ほな3人……」
1対1は緊張するし2人だと平等に扱うのに気を遣うと思ってそう告げると、女性達は争うことも話し合うこともなく自然に3人を選び出した。そして四郎を中心に円を描くように薄いベールが降りてきて部屋が仕切られると、裸になった3人は四郎を愛し始めた。
久しぶりに触れた女性の体は感動的に柔らかく、男に比べて小さな唇や細い指での愛撫は優しく、同じ受け身でも男に抱かれるのとは全く違う。3人以外の女性達も部屋には残っていて彼女達もベール越しにこちらを眺めながら絡み合い始めた。
(あー癒される。何やこれ、天国? 俺、死んだんか?)
男にとってこれ以上ない幸せだ。しかし四郎はあまり興奮してはいなかった。
(アカン、勃たんかも)
美しい女性達が丁寧に愛撫してくれているというのに、三郎の雑な愛撫にも反応する体が全く平静のままだ。
(うわー、俺マジで男好きになってもうた)
そんなことを考えていたら五郎の顔が浮かんできた。
(五郎ちゃん、あれからどうやろ。ああ、会いたい……抱かれたい)
目を閉じて五郎を思いながら愛撫を受け続けていると、ようやく体が反応してきた。女性達が順番に覆い被さってくる。
(女の子って……こんなやったっけ?)
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