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「ここでする気か? 四郎や五郎が来るかもしれないぞ?」
「構いません。どうぞこのまま……あっああっ――!」
一郎は最後まで答えを聞く前に入って来て激しく次郎を突き上げ始めた。
「そんなにこれが好きか?」
「あああ……好きです、好き……一郎様……」
次郎は思わず熱いまなざしを向けてしまったが、目が合った一郎は軽く眉間に皺を寄せていた。我に返った次郎は、それでもまだ熱く疼く腰を動かしながら正しい答えを言い直した。
「一郎様にこうして挿れて頂くのが大好きです。もっと奥まで挿れて、いっぱい擦って下さい」
それを聞いた一郎は、次郎の腰を抱えたまま立ち上がった。
「そこの壁に手をついて腰を突き出せ」
「はい……あっ、ああっ、あああー!」
言われた通りに差し出された尻を鷲づかみにして、一郎は更に激しく次郎の奥を突き始めた。
他の戦士の部屋にまで聞こえてしまいそうな程大きな水音と次郎の喘ぎ声を風呂中に響かせて、一郎は己の雑念と次郎の思いをかき消すように、獣のように次郎を抱き続けた。
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