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すみませんっオヤジさんっ本当に美味しいですよ。
東京なんて目じゃ無いですよ。うんっ美味いっ
サトシの褒め言葉にまんざらでも無いマスター。
岩永が
あー雰囲気!雰囲気っちゃ!屋台だから1割り2割増しくらいに感じるっちゃ!
なんだとおーー!岩永さんっ!!
もう、アンタには出さんっちゃ!!
まったくっサトシさんは、相変わらず褒めるのが上手いっちゃね。大した事言ってないのにっ!ずるいっちゃね!昔とった杵柄だっちゃねぇ~。
はいはいっ。何のことだか?
とサトシは笑いながら話を遮り、そしてまたビールを飲み干した。
ところでさっあの2人っ!よく来たねぇ~。
1日遅れた時は心配したっちゃよ。
アーーー、、、ご心配をお掛けしましたねぇ。
本当にすみませんでしたねぇ奥さんにも、凛子ちゃんにも。それに道中の皆さんにもね。迷惑掛けっぱなしで、、、。まったくねぇ。
いゃ~それで着いた夜に、コッチ来て早々に天拝山高校に連れてったんだけど、高校の稽古を見て2人とも泣いてましたよ。
あの時は、ビックリしたっちゃねぇ。
はぁ~そうでしたか、、、。
まぁ、本場の剣道の稽古なんて見たら
そりゃぁ~ねぇ~。今までの彼女達の稽古なんて基本の基本程度しかしてないでしょうからねぇ~。
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