捕捉

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捕捉

主人公がこの世界に喚ばれたのは 魔力溜りから発生する時空の歪みからで、 誰かに喚ばれたわけではない。 その魔力溜りは魔物等が発生する条件と酷似しており、 そんな場所から出てくるのは普通の人間の体で耐えることが不可能。 突然変異、その時に近くにいた精霊がその魔力溜りを解消しきれずに消滅、 その残滓が主人公の体を器として入り込み始祖エルフになった。 主人公は夢だと思ってこの世界を謳歌している。 現実だと気がついた頃にはもうこの世界が好きになっていて 帰る手段を探すよりこの世界でいきるという道を選んだ。 エルヴィナの成長については主人公の美味しい匂い、 妖精の主食である魔力につられてやって来た。 主人公に少し魔力を分けて欲しいと懇願し 主人公がエルヴィナに言われた通りに魔力を送ってみると ほんの少しだけ与えたつもりなのに 急に淡い光を帯びた妖精が卵のように丸くなり その眩しさに耐えきれず目を閉じると 次に目を開いたときには美しい精霊王になっている。 ちなみに主人公の魔力はエルヴィナ曰く、 『森の奥深くにある聖域の花畑の匂い』 である。 小竜とドラゴンは大きさで分けているだけ。 後半のドラゴンは魔族に操られており、自我はない。 戦闘後に意識が戻り少し主人公と会話もさせてもいい。 この小説の主人公は 『退屈だった平凡な日々』 よりも 『命の危険があっても幸せにしたいと思える仲間達』 がいる世界がいいと望む。 なのでなぜこの世界でいきることを望むのか を書いていきたい。
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