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誘われる彼
家
「ただいまーとっ言っても誰もいないけど…」
俺の家は共働きで母も父も遅くまで帰って来なかった
夜遅くまでよく働くと俺は思う
リビング
「あっ、手紙だ…母からだ」
リビングの机には母からの手紙が置いてあった
手紙(ご飯冷蔵庫に入れてるから残さず食べてね、あと風呂も終わらせるようにしなさいよ今日は24時まで残業だから22時には寝るんだよ 母より)
「俺は小学生かよ、そんなこと書かなくてもしますよ」
俺の家族は母と父と3人で暮らしている母は学校の教師で父はどこかの会社の副部長をしている生活には困ってないが一つあるとすれば家ではいつも1人だと言うことだけ
「さてと風呂に入って来るか」
着替えを取って風呂場に行った
「確かあの人…愛川さんだったけ?」
今日見たことを簡単には忘れられず考えてしまう
(あの本はきっと何かの台本だな、彼女はそれを練習していたんだろう…多分)
頭でそう言い聞かせ自分を納得させた
「風呂も終わったしあとはご飯食べて寝るか、明日合ったらなんて言えば良いんだ」
今日の起きたことを忘れようと俺はすぐベットで寝た
朝
朝食を食べ学校の準備をする両親は朝も早いため俺が起きた時にはいなかった
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