誘われる彼

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「鍵を閉めて、行ってきまーす」 俺が通っているのは南丘学園高校それほどデカくはないが日本で10位ぐらいにはいるスポーツを優先する学校だ部活の種類は40種類あり文化系が16でスポーツ系が24種類ある俺はどこの部活にも入っていない帰宅部だ 「今日は晴れてんな…彼女まだ気にしてるかな?」 俺は昨日のことを思い出す彼女の普段から見られない行動をついつい頭の中で再生する (いや!ダメだろ思いだしたら!忘れた方がいい絶対) 心の中で自分にそう言い聞かせ学校に向かった 学校 (さてといつもの場所で時間潰すか…誰もいないよな) 俺は学校の屋上に行ってホームルームまで時間を潰している 屋上 「よし誰もいないな」 周りを確かめた瞬間後ろから誰の声がした 『あなた、昨日の人よね?』 後ろを向くと愛川千夏がいた 「よっ…よう…」 俺はすぐに返事をした 『ちょっと良いかしら?話があるんだけど』 「良いけど…何か?」(きっ気まずい) 昨日のことだから余計気まずく感じた彼女は昨日のことを話す 『話して無いわよね?昨日のこと…誰にも』 彼女は少し威圧感を放しながら笑顔で俺に言ってきた 「はい!言ってません!」 『本当?』 「嘘じゃない!」 彼女は俺を疑うが 『そう…なら良いけど』 (ふぅー)     
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