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ピピピッピピピッピ…
「ぅヴ~また朝になっちゃった」
優衣は毎夜新撰組の小説を読み明かしていた
「ふぁ~」
大きな欠伸をして洗面所の鏡を見た
「わっ流石に目の下の隈がヤッバイ!」
今日はいつもより丁寧にメイクを済ませ準備をして外に出た
「ふぅ~寒い」
季節は冬、白い息が余計に寒さを感じさせる
私は桜 優衣(さくら ゆい)新撰組大好きな
19歳大学生
髪は栗色ロングさらさらストレート身長は高めクッキリ二重でスッと通った鼻筋ぷっくりした唇スタイルはまぁ悪くはないと思う
今日も電車で大学へと向かう
世間では美人の類いの優衣
男性は通り過ぎた優衣を振り返るぐらい
本人は自覚なし、笑
(あ~あ私もタイムスリップできたらなー
今日も帰りに神社でお願いして帰るかな)
優衣は毎日帰りに必ず神社で神様にタイムスリップできるようにお願い事をしている
前に読んだ新撰組小説で神社でお願いしてタイムスリップできた物語を見てからずっとだ
本当に行けるかは0パーセントに近い非現実的な話なんだけど…
(無駄なバカな行動なんだろうけど、非現実的な幽霊だって見た事あるし、科学的には証明出来ない世の中不思議な事は沢山あるだろうし、もしかしたら…ね)
そんな事考えてるうちに大学へと着いた
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