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「……またかよ、懲りないヤツだな」
俺・水川レキは、只今ごみ溜めの部屋を目の前にして溜め息混じりで呟いている。
何故なら、その部屋の主は俺ではなく……
「慣れたモンだろーが」
悪びれる様子もなく寝転びながらポテチ片手に漫画を読んでる幼馴染み、池田ケイだ。
漫画は散らかり放題、食べた後のカップ麺や惣菜の容器……いつ買ったのか分からないくらいずっと長くおいてあるお菓子、化粧品は雑に一角に寄せられてる。
そして、ケイが食べてるポテチは食べる音が聞こえる度にその破片が散乱すると言う……近くに置いてある雑誌が汚れるくらいだ。
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