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翌日ルームに入るとどうも空気が重たい。 私が知らせなくても来た人から大滝先生から説明を受けたそうだ。 「なんで俺たち邪魔者扱い受けるんだよ」 「ここがなくなったら、私、もう、もう居場所、ない…」 「大丈夫、私がなんとか頑張るから」 「せんせい…!」 泣く子怒る子、そして私はどちらにも属せず課題のテキストを取り出し解いていく。 「おい愛海。おまえは何とも思ってないのか?」 「何言ってんの?課題でもやってないと殴り込みに行きそうなの」 「え?」 「だってこの庭、オアシスを小沼なんてやつに汚染させてたまるか」 「そ、そうだよな!悪い、俺も課題やるか」 小沼を止めたい。いいや小沼だけじゃない。 このルームを偏見の目で見ないでほしい。 私たちは異常でもなんでもない。ほかの人と同じなのに。
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