凍死します

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 目を覚ますと、何故か雅喜が居た。  側に立ち、見下ろしている。 「起きたのか」 と言う。 「あ、はい。  すみません。  寝ちゃってました」  雅喜がそこで呆れたように溜息をつき、 「安田さんが来てくれたみたいなんだが、お前が爆睡してたから、もう痛くないんだろうと思って、声はかけなかったと言ってたぞ」 と言う。 「す、すみません。  よろしくお伝えください。  じゃ、なくて、よろしく言っておきます」 と言うと、うん、と頷く。
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