†雪化粧 †

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四季折々の 色がある キミがある日 僕にいった ¨寒い¨と でも キミは 雪が解けたら 寂しそうに 笑いました だから 僕は 今年の冬は 暖かい と思ったよ キミは 夢を見ていて 再び呟いた ¨寒い¨と 冬は 確かに寒い でも キミのなかにある 景色 は とても 綺麗な景色のままだよ 寒くも 暑くも なく とても 真白い 雪化粧 白粉塗った キミの前に 僕が再び歩むとき キミの景色は さぁて 何色? 解けることない 色を 道を 僕はここで待つことにする 手を引くか 握るか 僕が先か あとか でももしまた 解かすときは いっしょに 埋もれる それも 悪くない かもよ?
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