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一羽の鳥は ある日怪我をし またある日は 汚れを そのままに 帰りついた
そう 始まる ¨物語¨の ト書き
その 主役こそが キミだよ
羽が折れた瞬間
キミは 僕にいったんだ
覚えていますか?
¨‥なんでもなくはない¨と
だけど
僕は 腑に落ちなかった
ただ ただ 護られて は 僕が なんの為に いるのか
わからずにいたから
でもキミはいう
¨大丈夫だから 任せろ¨と
ある日 見たキミは
大丈夫 ではなく
暖かい 炎を 身に纏った
カミサマみたいな 大きな存在になり
羽を大きく 広げていたの
光と影
互いに 背中合わせ て 漸く 僕も キミも
飛べるよ?
いつかの キミが 笑う
その時は
ほら 僕と キミの
この 鋭く光る眼の 向こうで待っている
もう
寂しくなんかない
だって 僕たちは
二つで 対
きっと なくてはならない
大切な 僕の 羽
今宵も 風に乗られるよ
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