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知己が、ようやく後孔を味わわれるという恥辱行為が終わると安堵したその時、それは無遠慮にも差し込まれた。
「うわぁ……っ!」
入ってきたものは、予想とは全く別のものであった。
将之の右手中指だった。
「……! な、何だ?!」
異物感に戦く。
「早く挿れたいのですが、指から慣らした方がいいでしょう?」
と、したり顔の将之。
知己としては、もうこの陵辱から一刻も早く抜け出したかったのだが……
「な……! どこを……触って……ぁ……、ん……ぁっ!!」
突然、今までとは比べようのない刺激が、知己の体中に走った。
「あれ? 大当たりしちゃいました?」
「あ、ぁ……やあっ!!」
喘ぎ声とも叫び声とも取れる声が、知己の口から漏れる。
「ここが前立腺ですね。男のGスポットに当たってしまったようです」
知己の反応とは裏腹に、呑気に将之は言った。
「いわゆる先輩のいいトコですね」
そう言って、知己の中のもっとも感じるところをこりこりと撫でる。
「ああぁぁっ! ……はあっ! ……んっ! うっ…、んんーっ! や、やめっ……!」
一度は解き放って落ち着いていた知己のものが、秘孔を舐められすっかり反応してしまっていた。
そして、この刺激だ。
「ああああぁぁっ、や、ぁっ……ぁぁぁーーー……!」
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