僕の事情

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僕は押し返そうと必死に力を絞ったけど、栄の力の方が強くて、身動きが取れなかった。 「栄!やめっ!!って・・・」 途中で口を塞がれ、そのまま深いキスになる。 栄の手が、僕の服の中に入ってきて、あちこち弄られる。 やだ・・・やだ・・・こんなのは・・・いやだ・・・ でも、栄の力は強かった。 僕のズボンとパンツを押し下げる。 あっ・・・生理・・・なのに・・・ 「・・・類・・・お前・・・これ・・・」 栄が、僕のナプキンと血に気付いたようだ。 僕は呆然とする栄を押しやった。 「だから!やめてって言ってるでしょ!!」 僕の瞳から涙が溢れた。 それでも、栄は、やめてくれない。 一度火が付いた欲情に、身を任せる。 もう一度僕は組敷かれた。 そして・・・そして僕のもう一つの穴を触る・・・ 「やだよ!!やめて!!やだ!!やだ!!」 「ここに・・・俺のを入れれば・・・お前はもう、俺のものだ・・・」 熱に浮かされたように呟く栄が怖かった。 と、その時。 ピンポーンと、呼び鈴が鳴った。 「おーい、栄、居るんだろ?夜になっちまったけど、酒買ってきてやったぞー。」 小泉先輩達が来てくれた。
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