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「マナちゃーーん、明日も僕と会いたいよね。
うんうん、分かってるけど、ゴメンね。
明日はライブなんだよ。えっ、どうして無言?
あっ、分かった、拗ねてるんだね?
じゃ、一緒に行こうね!僕と一緒だったらハコも楽しいよ」
スマホの向こうのマナちゃんが固まっているのだろう。
しかし、彼女にはこれくらい言わないと誘っていると気付かないのだ。
「怖いから絶対行きません!それより大河さん、明日はゴミ出しなんですからね」
ほら、やっぱり彼女は気が付いていない。
仕方がない。明日は僕1人で行くか……
「分かったよ。じゃ、明日はこれを読んでて」
以前マナちゃんから教えてもらったサイトにあった小説の1つのURLを彼女のスマホへ送った。
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