第3回ペナルティ

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日本を守るとか任務とかいきなり言われた一般の生徒は目をキョロキョロさせている。 「今日はスパイ活動についての勉強だ。 講師は組織から山本を呼んである。 わかっていると思うが、スパイだとバレれば、組織は庇う事は出来ない。 殺される事も覚悟してもらう。 勉強も命がけで取り組んでもらいたい。 山本入りなさい」 校長先生が呼びかけるとドアが開いて、40代で、身長が高く黒縁メガネをかけた怖そうな男性が入ってきた。 「山本です。 今日はスパイ活動についての講義を担当させてもらう。 1、2限で講義を、3.4限は外に出て実習をする。 3人でチームを組んで活動してもらう、チームは既に決めてあるので、後でアプリで確認する事」
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