第3回ペナルティ

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海斗ごめんね。と頭を下げて謝った。 「じゃ、食事が終わったら、ペナルティに選ばれた生徒はペナルティルームに来るように。 逆らえば、もっと酷い目にあう事を忘れるなよ」 それだけ言うと、校長先生は食事を食べ始めた。 ペナルティに選ばれていない生徒は食事を食べているが、ペナルティに選ばれた生徒は怒りと不安からか食事に箸をつけていない。 私は……石倉さんと目を合わせないように、下を向きながら食事を食べ始めた。 それでも、石倉さんから刺すような視線を感じる。 まだ一回目のペナルティでしょ? そう言いたいけど、石倉さんの表情を見ると言う事は出来ない。 キンコンカン・キンコンカン 食事が終わるチャイムが鳴ると、ペナルティにならなかった生徒は我先にと食堂から出て行った。
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