未来へ

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1年生だけの特権に気が引けたけど、久しぶりに会うドールを見た瞬間喜びでいっぱいになった。 1年生1人1人にドールが渡される。 私のドールは私を見ると飛びついて来た。 「冬休みの間は、自宅に戻る生徒はドールは自宅で管理して下さい。 永田学園に残る生徒は以前の様に寮で管理して下さい」 「はーい!」 1年生全員が大きな声で返事をすると、校長先生は頷きその後解散となった。 今から、七海と海斗、そして冬休みを私の家で生活する事になった啓介、そしてドールと一緒に家に帰る。 私の父と母は12月の頭に、実家に挨拶にいったそうだ。 父と母の両親は手放しで歓迎してくれる事はなかったけど、今までの事を謝罪してくれたと言っていた。
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