あらすじ 

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油断大敵とはよく言ったもんで。一瞬の油断が命取り。 大人数相手に喧嘩なんて日常茶飯事。 いつだって全員ぶちのめしてきた。負けた事なんてなかった。 少しばかり己を過信していたかもしれない。 俺の宝物が地面に落ちている事に気づき拾った時には時遅し。 転がっていたビール瓶を振りかざす男の姿が見えた。 やられる! 咄嗟に腕を出しガード体勢を取る。 しかし直後にガッと鈍い音が聞こえ男が前のめりでそのまま倒れた。 近くには少し大きめの石が落ちている。 「やった!命中」 いや、命中したらダメだろ。下手すりゃ死ぬぞ。 嬉しそうな声が聞こえた方を見るときらきらと輝く金髪の男が満面の笑みを浮かべそこにいた。
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