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読むのは好きでしたが、書くのは嫌いでした。
ある時、私の好きな本についてあれこれ文句をつけるので、じゃあ自分で何か書いてみなさいよ、と言ったら、後に残るものは作りたくない、なんて言っていました。
ずいぶん恰好つけた言い方でしょう。
学校の文集なんかも嫌がっていましたね。
同級生の手に、自分の作文があるっていうのが、堪らなく嫌だと。
自分の手元にあるなら、いくらでも処分できるのにって。
単に、文章が苦手だっただけかもしれませんけど。
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