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「はぁ、はあ……」
俺はベットから起き上がりじんわりかいていた汗を拭きとると、すぐさま異変に気がついた。
「何だ、ここ……!」
自分の部屋じゃない。
見渡す限り全て白で塗られている部屋で、ベットとドア以外に何もなかった。
よく考えろ、俺はどうしてここにいる?
昨日の出来事を真剣に考えているとふと思い当ることがあった。
昨日、家のインターフォンが突然鳴った。
俺、【吉沢拓人】宛の郵便だと言われ、郵便物を受け取り中を開けてみると真っ黒の紙に白い文字で【オトモダチごっこの招待状】と書かれていた。
それをみた瞬間、一気に眠気がやってきて、目が覚めたらここだった。
トイレとベッドだけ。
まるで牢屋のような部屋。
ドアをガチャガチャ捻るが開くことは無かった。
「おい、開けてくれ!」
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