第1話:この指とまれ

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【第一ゲーム:この指とまれ】 「これより、ルール説明をするよ。 この指とまれは人差し指を掲げて人を集めるゲーム。6人グループを作ってもらうよ。 この指と~まれっ、って感じで言うといいかも。この人のグループに入ろうと思ったらその指に止まる。自分でグループを作りたかったら指を掲げてね。一度指を上げてしまったら人が集まらなくても下げられないよ。6人グループが出来たらみんな座ってね。 グループが出来ずに立っている人は全員、公開処刑の対象になるよ」 人差し指を掲げて人を集める? なんだよ、これ。 小学生の頃にやったグループ作りじゃねぇかよ。 「ここで作ったグループは次のゲームでおおいに重要なおトモダチ関係となるから慎重に選ぶように。ああ、そうだ忘れてたけど……」 仮面の男がそう言うと静かな声で言った。 「前回一斉に高校生テストが行われたよね?そのテストで下位2人は爆発する仕組みになっているよ」
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