16.魅力で赤毛を釣り上げる 2

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 魔法使いは、いかにもうさんくさそうに目をすがめてそれを見ていたが、無理矢理自分を納得させてかぶりを振った。 「なら、まず、やってみろ」  魔法使いはゆっくりと膝を落とし、手を石の床についた。
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