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そのくすぐったさに、イルはビクッと身体を動かせ、でも、心はもっとと強請っていた。
「風呂……ジャグジーだって。洗剤入れれば直ぐに泡風呂になるみたいだけどする?」
「え……? うーん……今は良い。幸隆の身体見えなくなるの……嫌だから」
「……それ煽ってんのか?」
「え……? わあっ!?」
ひょいっ。と音がするように、軽々と幸隆はイルの身体を抱っこした。そして、そのまま風呂場へと連れて行かれ、幸隆は手早くイルの服を脱がすと、自身の服も一気に豪快に脱ぎ始めた。
(ふっ、服が!)
そして、その展開の早さにどうしようとおどおどしていたイルは、ただ近くにあったタオルで身体を隠し、目のやり場に困り始める。
けれど、視線のやり場に困っていたイルの目に飛び込んだのは、早くイルの中に挿入したいと主張した幸隆の猛ったペ◯スだった。
(すごい……)
子供の頃とは比べ物にならない大きな幸隆のペ◯ス。これが、これから更に大きくなってイルの中に挿入されるかもしれない……そう思うと少しだけ怖く感じた。
「怖い?」
「え……あっ……ううん」
「悪いけど、怖くてもやめらんねーから」
「え……? あっ! ンッ!」
幸隆はイルの細い腰を抱き締めると、勢い良くその場でキスをした。
そして、トロンっとなったイルの手を引き、ジャグジーバスへと二人で入った。
「お、お花風呂……」
ピンクと赤の花びらが、ジャグジーバスの中にゆらゆらと揺れていた。
「良い匂い……」
その花の匂いなのか、それとも、アロマでも入れているのか、ジャグジーバスからは二人の気持ちを昂らせるような甘い匂いが広がっていた。
「幸隆……んっ…はぁ……」
その匂いに当てられたのか、幸隆はイルと対面に座ると、イルの身体を抱き締めて自身の膝に軽々と乗せた。
すると、イルのお尻に幸隆の猛ったペ◯スが当たり、イルの小ぶりなそれも幸隆の腹部に当たった。
(はっ、恥ずかしぃ……っ)
ジャグジーバスだから気泡でそこまで幸隆の下肢は見えないが、当たるそこで全てが分かった。
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