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幸隆の指で弄られている愛永が羨ましく思った。
自分もそうされたい---して欲しい。そんな願望が込み上げて来た。なのに、素直にそれを言えなかった。
愛永のペ◯スを愛撫しながら、幸隆の指で喘ぐ愛永の声に感じ、でも、嫉妬し……心がおかしくなりそうだった。
こんな事をするのは自分にだけにして欲しい。そう、強く思った。
「イル……」
「ちゅっ……ンッ……」
優しいキス。そのキスで更に繋がりが深くなる。
なのに何故だろう……その深みに物足りなさを感じるのは。
「お前の中……すげー…良い……」
「そ……んなに?」
「あぁ……こんなに幸せな感覚味わった事ない……でも」
「でも……? アンッ!?」
突然、幸隆の腰がグッと奥に進み、浅い所まで一気に引かれた。その突然の行動に、イルは驚きと戸惑いの顔を幸隆に見せる。
「あぁ…っ…なんれ……?」
抜こうとするの? そう目で訴えたイル。
そんなイルに、幸隆が息を吐き、ギラついた目でこう言う。
「もっと…お前を抱きたい……」
「アッ! アアッ!」
そう言った幸隆は、もう我慢の限界だとでも言うように、イルの両腰を鷲掴むと、思い切り奥へと突いた。
「アッ、あああっ、んっ…アッ……ぅ……アッ」
そして、ズルっと浅い部分まで器用に抜くと、またもう一度、奥へと突いた。
それが繰り返される。
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