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幸隆の激しい熱量を身体全てで受け止めたい。
だからもう、どうなっても良い。
「ハァッ、ハァアッ、イル……イル……ッ」
「アッ、アンッ…あっ……ッ…あっ…も……アアッ---ッ」
「クッ…アッ……ぁ……」
ドクンッと身体に何か注がれるのが分かった。そして、それがじわじわとイルのお腹の中を熱くさせ、幸隆の物が中に注がれたのだと急に実感が湧いたイルは、ぽろっと大きな一粒の涙を零した。
「ハァ…ハァ……ぁ」
イルの腹部には自身の精液が飛び散り、幸隆の腹部さえも白く汚していた。それを見て、イルは幸隆にマーキングしたような気持ちになり、酸素を求めながら力無く笑ってしまう。
「やば…はぁ…悪い……中に……」
「んっ……」
幸隆は普段毎日のように運動をしているからか、回復力が高かった。
もう、荒かった息が元に戻って冷静さを取り戻している。
そして、ズルっとゆっくりとイルのア◯ルから自身のペスを抜いた。すると、栓をしていた物が無くなったからか、身体から何かが溢れて出てしまうような感じがして、イルはどうしようかと急に怖くなった。
「ゆき…ちか……どうしよ……なんか…でちゃう……」
今さっき中に出された物が出るとは思いもしないイルは、もしかして、この感覚は排泄物が出たいと言っているのかもしれない。そう思ってしまった。
だから、思居ても立っても居られない気持ちになり、急に不安になってしまう。
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