第6章

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「テヨンッ……もっと……」 繋がると自然と震えが来る。 「もっと?」 思わず口をついて出そうになるんだ。 もっと愛してくれと――。 「もっと……突いて……」 「やっぱあんた、ヤラシイな」 金で繋がってる僕には言えない。 しがらみもたくさんあるから。 言えないよ。 『愛してる』なんて言葉――。 「深いのがいいんだろ?」 「ん……」 「エロ教師、ほら――」 「クッ……アアッ……」 だけど心を抑え込めば抑え込むほど 余計に実感するんだ。 「イクッ……テヨン……イクよっ……!」 どうしよう。 僕は本気で――この男を愛し始めてる。
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