第6章

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二日連続。 一緒に朝を迎えた。 なのに僕の心はより不安定になっていた。 (よく眠れなかった……) カーテンの隙間から薄ぼんやりと射す光をたよりに 僕はペットボトルの水を手繰り寄せる。 古いホテルの朝は暗く どこまでも排他的な感じがした。 それは僕の情夫も同じで――。 手の届くところにある 滑らかな少年の背中をそっと撫でると。 「ごめん……起こした?」 テヨンはムクッと起き上がり まだ寝ぼけ眼のくせにはっきりと首を横に振った。 「いいんだ――用があるから先出る」 「え……?」 僕が甘かった。
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