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現場である倉庫に到着すると、もう既に微かな血の匂いがしていた。
そして警官が数人、気持ち悪そうにうずくまっていた。
その中で、電話してきた刑事、益城翔大は平然と立っていた。彼は金髪なので、結構目立っている。
「翔大、何があった」
翔大は倉庫を指差す。中に何かあるようだ。
「倉庫の中、入ってみ。結構ショッキングやと思うけど」
湊人たちが倉庫の中に入ると、鼻を刺すような血のにおいがした。
その倉庫の中にあったのは。
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