警視庁第十九課 『七つの大罪殺人事件』

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「ちょっと、何してるんですか」  声に反応して振り向くと、そこには小柄な女性刑事が立っていた。腕には、捜査一課の腕章が。 「調べてるだけだ。なにか問題でも」 「あなた、一課じゃ見たことない顔ね。所属はどこ?」 「十九課だ」  彼女は書類を見ながら、 「第十九課は担当じゃないわ。すぐここから立ち去りなさい」 「調べたら帰る。黙っててくれ」
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