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「はやく、う……して……柊埼ぃ」
「ばか、後で辛いの、自分だぞ」
「だって……お願いだから……我慢、するなよ……」
舌打ちのあと、晃夜が動き出す。ゆっくりだったのが徐々にスピードアップする。
「ぁあっ、あっ、あ、ん」
晃夜を受け入れた部分が焼けるように熱くて溶けそうで、切ない。腕を立てていられず、枕に突っ伏した。
「やっ、あっ、あ、……柊崎、ああ、あぁ」
堪えても、勝手に甘い嬌声が口から漏れてしまう。晃夜の顔が見たくて、甘ったれた声で晃夜の名を呼ぶ。
「ひざきぃ……ぅあっ、あっぁん、あっ……」
前も同時に扱かれ、眞昼は悲鳴を上げた。
晃夜が極まり、眞昼の中で灼熱の肉棒が爆ぜる。強烈な刺激と共に、ビクビクと震えながら熱いミルクを注ぎ込まれた。
「あっ、や、やっあ、あ――!」
耐え切れず、眞昼は膝から崩れ落ちながら精を吐き出した。はあはあと胸を上下させながら、晃夜の名前を呼んだ。
「柊崎……」
晃夜に触れようと手を伸ばすと、晃夜が指を絡めてくる。
「大丈夫か? ごめん、中に出したから……。辛くないか」
眞昼は頭を横に振った。瞼から溢れた涙が、頬や顎を伝う。ずるりと晃夜が後退し、「あ、だめ」と眞昼は絡めた指を引っ張った。
「――抜くな……もっとしてよ」
「眞昼……おまえっ」
ぐんっと晃夜が肥大し、戻ってくる。眞昼は高い声を上げた。
繋がったまま、今度は仰向けにされる。顔が見えるのが嬉しくて、思いのまま口にする。
「俺、なんで、……きもち、い、い……」
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