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沙「先輩、ありがとうございました。」
沙希ちゃんの家は私の家の帰り道にある。
愛「うん。また明日ね。…あ…それと、明日の朝、私、朝練行くけど、沙希ちゃん、どうする?まだ慣れないだろうし、また都合のいい日から……」
沙「いえ!明日から行きますっ。だって、先輩と一緒に跳躍するために来たんですから!」
沙希ちゃんはやる気満々だ。
ホントに…私の一年の時とは意気込みが全く違うよ。
愛「じゃぁ、また明日ねっ」
沙希ちゃんと分かれて帰路を自転車で走りだした。
(さてと…早く帰らなきゃ。今日は力と電話で話することいっぱいあるから宿題も早く仕上げて…っと…)
翔「よぉっ!」
突然、私の走る自転車の横に見慣れた人が!
沙希ちゃんと分かれてまだ大して時間も経ってないのに…
まさか!?
愛「…先輩………いつからいたんですか?」
翔「あ?学校からずっと…だけど…」
(はい?!学校から…って…ちょ…)
愛「ス…ストーカーですか?!」
翔「なんだよ。その言い方!女だけだと危ねーと思って監視しててやったのにさっ」
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