嫉妬

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愛「…えっと……うん。ごめんね。由利ちゃんと…寝たい。」 (ってか、水月まで何でだよ!) 由「ほらね。愛もやっぱ二人っきりになんの怖いんだよ。こんなコトの後だしさ。仕方ないじゃない?」 確かに今日あんなことがあったわけだし女同士の方がいいのかもしれない。 でも、せっかく帰省してんのに彼女がいない夜なんて。 諦めきれない俺は再度、彼女に嘆願。 力「水月、俺…マジで何もしねーから…なっ?」 愛「でも……」 彼女はやはり頷いてくれそうにない。 真「力…今日は諦めて俺と寝ようぜ?」 (けど……やっぱ俺は水月と一緒の時間を過ごしたい…) 力「…水月……どうなんだ?ホントは俺との方がいいよな?」 愛「…え……えっと……」 由「ちょっと、力?それがダメなんだって。あんた、そんな顔でそれってば脅してるだけじゃんっ」 力「脅してねーしっ」 真「水月ちゃん、力、怖いねぇ…きゃっ…」 何が『きゃっ』だ! つか、俺の顔って今そんなに怖い顔してんのか? 由「どうする?愛?」 愛「…今日は…やっぱり由利ちゃんと寝る…」 由「じゃっ、決まりだね。」 そういうや否や、西野は水月を引き連れて、すぐさま隣の部屋へと行ってしまった。
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