repeated battle

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力「水月……そろそろ俺らもアップするか?」 崎田を待っていても時間が勿体ない。 俺は水月のトレーニングを開始することにした。 愛「うんっ。あ…でも……今日はお手柔らかにお願い…」 休みも少なくなってきたし、二人も面倒見るってコトは俺も結構大変。 (まぁ、水月には昨日、みっちり基本は教え込んであるから今日は崎田メインでいっても大丈夫か…) 力「まぁ、今日は崎田もいるからなぁ…」 愛「やったぁっ」 力「けど…帰ったらその分……覚悟しておけよ?」 愛「えっ…」 力「そりゃそうだろ……体力つけねーともたねーからなぁ…クッ…」 そう言って彼女を覗き込むと彼女は俺の意図を汲み取った。 愛「…あ…え…ちょっと……やだっ…こんなトコロで何言ってるの?」 一瞬のうちに彼女の顔が赤く染まった。 力「…プッ……冗談だって……」 真「力の体力トレーニングかぁ。水月ちゃんも大変だなぁ…頑張れ!」 真は鈍感なのか、単なる400のトレーニングと勘違いしているようだ。 由「…力…ちょっとあんた!愛が壊れるまでトレーニングしなくてもいいんだからね!このエロ王子が!」 だが、西野にはその会話の意味が理解できていたよう。 真「え?まさか…あっちの?へぇ……体力トレーニングねぇ…いいなぁ…」 真が俺と水月を交合に舐めるように見る。 愛「あ……真クン、違うのっ!それ、力の冗談だからね?誤解だよ!誤解!」 そうやって必死に弁解する彼女の姿が可愛くて俺はちょっと悪戯したくなった。 力「俺は冗談言ってねーけど?」 やや真剣な声でそう言うと、彼女は困ったような顔をして俯いてしまった。 (…やり過ぎた……か?) 力「…水月…冗談だよ…」 ゆっくりと俺を見上げるその顔はホッとしたような何とも言えない表情。 力「ごめんごめん、悪戯過ぎたな。けどさ…」 そして俺は彼女を俺の方へと引き寄せると耳元で彼女にだけ聞こえる声で囁いた。 力「…俺……今晩もおまえを抱きたいけど……おまえは…嫌か?」 愛「…そ…そんなこと……えっと……ないけど…」 今晩のお許しが出たということでいいのだろうか。 なんだかやる気が出てきた。 力「じゃ、二人で夜は特別トレーニングだな…クスッ…」 今晩のトレーニングが楽しみだ。 今からその内容を考えると楽しみでならない。 真「何、二人で内緒話してんだよ?」 力「あ?…それは内緒……だよな?水月?」 愛「もうっ…知らない…っ…」
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