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お酒の入ったのチョコレートのせいで、私の目の前は更に揺れていく――
だけど、朦朧としていても祐が私にイケナイことをしていることは分かる。
愛「…ゃ……やだ……祐……やめ…て…」
そう言って祐の胸を押しても何故だか全然チカラが入らない。
祐「こんなに濡れてたら困るだろ…」
そう言って祐はその行為をエスカレートしていく――
愛「…ぁ……やだっ……ハァ……んんー……」
生温かい感覚が首筋を這う。
祐「…ここも……濡れてる…チュッ……」
気持ちとは裏腹に、カラダはその愛撫に反応し知らず知らずのうちに火照り出した。
祐「…ゴメン……お茶…零しちゃって……ぁ…シャツも濡れちゃったね…乾かそうか?」
そういうと、祐は私のジャージのファスナーを一気に下げた。
愛「…やっ……いい……濡れててもいい…」
祐「ダメだよ……そんなに濡れてると風邪引いちゃうよ?」
そう言って祐は手慣れたように私の着ていたジャージを素早く脱がせた。
愛「…ぁ……」
祐「あとは……と……」
チカラの入らない私からそれを脱がせることなど容易だった。
祐はそのシャツを捲り上げると一気に引き上げて――
何故か、途中でその手を止めた。
(えっ?……動けない……)
気がつくと、私の手はそのシャツによって拘束されてしまっていた。
祐と視線が交わると、彼は艶めかしい瞳で私を見つめていた。
そして、その視線を下へと移動させていき、
祐「…クスッ……可愛い……下着……」
愛「…ゃ……」
どうにか見られないようにと必死で横を向いたりして隠そうとするけれど、マットに沈みこんでいて私は動くことができない。
祐「…そっか……苦しいのか……分かったよ…」
そういうと、私が横を向いた隙にブラのホックを外した。
…プチッ……
(…え…っ……)
突如、締め付けられていた部分が解放され、胸の辺りが楽になった。
祐「ちょっとはマシになったかな?」
至近距離で悪戯っぽく祐が私を覗き込んでる。
(……は…外されてる……)
まさかのその行為、そして更にお酒のせいもあって私は動転し、その場でバタバタしていた。
そんな私に祐は、
祐「…取って欲しいの?」
そう言うと、祐はその私の腕に絡みついた服をスルリと腕から離した。
その瞬間、下着が動いて私の胸は露わになってしまった。
愛「やぁ…っ…」
私は慌てて自由になった手で下着ごと胸を隠した。
愛「…ゆ……祐のバカっ!!!」
そんな慌てる私を祐は悪戯っぽい顔で見つめて、
祐「綺麗になったな…愛梨……」
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