止められない気持ち

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祐は待っていたかのように唇を少し開けて私が入ってくるのを待っている。 私は思い切って彼の中へと飛び込んだ――… 愛「…チュッ……クチュッ……ハァ……んっ……チュクチュク……ぁ……」 卑猥な音がその倉庫内に響く。 恥ずかしすぎるその行為はまるでえっちをしているような感覚にさせられる。 祐「…ほら…チュク…もっと…舌使って…?」 いつの間にか主導権が祐に移っていることにも気づかず、ただ彼の流れに任せて、私はそのえっちなキスをしていった――… 愛「…ぁ……んっ…チュクッ……ハァ…も…ダ…メ…ぁ…」 祐「…ダメじゃない……ちゃんと俺を見て……チュッ……」 愛「んぁ……ハァ……チュ……ぁ…」 目を開けると妖しい瞳をした祐が私を見ている。 祐「…チュッ……上手だよ……愛梨……チュクッ……」 唇が離れると昨日のキスとは比べものにならないほどねっとりとした透明な糸が私達を繋ぎ、祐はそれを指で絡めとった。 祐「こんなに……濡らして…」 (…やっと……終わったんだ……) 愛「…私、ちゃんと…ハァ…やった…よね?」 これで終わったんだと思った。 祐の想いを断ち切らせることができた。 そう思っていた私だった。 だけど――… 祐「…そうだね。けど……こんなキスされたら忘れられないよ…クスッ…」 愛「…祐……約束……したのに…」 祐はもしかしたら初めからそんな気などさらさらなかったのかもしれない。 祐「愛梨……愛梨の運命の人は残念だけど、力じゃない。俺だから…」 言っている意味が全く分からなかった。 愛「そんなの……祐が決めることじゃないよ…」 祐「…ん、でもいずれやっぱり俺だったんだって思うことになると思うよ?」 愛「…いずれ…って……え?どういう…こと?」 祐「…もうすぐ全て分かるよ……クスッ…」 その瞬間、祐は私を引き寄せて―― 祐「俺のお姫様……」 そして、そのまま私の頬にキスをした。 祐「好きだよ…」 耳元で甘くそう囁いた祐が私の耳を甘噛みする。 愛「…っ…」 突如、与えられたその刺激に私は一瞬のうちにカラダのチカラが抜けていく―― そんな私を祐は抱きとめると、私にその顔を近づけて、 愛「…ん…っ……ぁ…ハァ……っ…ぁ……」 倒れないように私の腰に手を回し固定すると、祐はまた激しいキスを繰り返した。 祐「…ちゃんと……覚えてて……チュクッ……」 愛「…んー……っ……あっ……ぁ……ぁ……んー……ぁ……っ……」 息もさせてもらえないほど、気の遠くなりそうなキス――― そして、さっき祐に味わわされた絶頂の余韻のせいか、まともに立っていられなくなった私はその祐のキスに落ちていく――― 愛「…も……ハァ…ダ…メ………」 ……ガラガラ…… その時、倉庫のドアが開いた―― その音の方へとゆっくりと視線を移すとそこにいたのは――…
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