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愛「坂田先生っ!?」
坂田「やっぱり来ていたんだな。」
部活を休んでまで試合を見に来ていたのでバツが悪く、思わず下を向いてしまう。
坂田「部活よりこっちが大切かな?」
愛「いえ…あの…今日はその…」
チラッと坂田先生を見ると別に怒ったカンジはない。
坂田「そうだな。今日は藤沢君の記念すべき日になりそうだからな。」
(…記念?え?…どういうこと?)
その時、アナウンスが流れてきた。
…――池川学院のスターティングメンバーの紹介をします……1番ファースト田神君……2番………5番レフト……
アナウンスを聞きながら違和感を感じた。
(あれ?もう5番までまわってるのに力の名前が呼ばれていない…?)
私が不思議そうに頭を傾げていると坂田先生が、
坂田「水月クン…まさか、キミ、知らなかったのか?」
その時だった。
…――…9番ピッチャー藤沢君……
(えっ…?!)
そのアナウンスに耳を疑い思わず立ち上がってしまった。
(今…なんて……!?)
バックスクリーンにある池川のスターティングメンバーの名前を見ると……
(えぇーーーーー!!!!?)
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