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俺の中でかなり頑張ったつもりだった。
なのに更に催促が続く。
愛「ねぇ…ちゃんと顔見て言ってほしい…」
(…顔って……)
俺は少し恥ずかしい気もしたが彼女の想いに応えるかの如く、そっと顔を持ち上げて彼女の顔を見つめた。
(えっ!?)
彼女は戯そうな顔で俺を見ていた。
愛「…力……照れてる……クスッ…」
(……のやろー……完全に俺をからかってんなっ……許さねぇ…)
力「…おまえなぁっ…」
俺は彼女の手を拘束して激しいキスを始めた。
愛「…ンン…やぁ……ごめ…ン…ぁ……許して…ぁ……」
力「……絶対に…許さねー…から……な……」
何度も何度も彼女の唇を塞ぎ、深いキスを重ねていく―――
愛「…ン…ぁ……チュ…ク…ハァ…ぁ……」
力「…愛…梨……おまえが……好きだっ…」
そして俺はその記念すべき日、彼女から最高のプレゼントを貰ったのだった。
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