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力「え?マジかよっ?」
愛「だって、今日、こうやって電話してるのも先輩のアドバイスで…。いろいろとトラブルになってもいけないだろうからって気にかけてくれたんだから…」
先輩がアドバイスしてくれなかったら、私は一人で悩んでたと思う。
そしてまた大事なことを言えず仕舞いでトラブルになっていたかもしれない。
力「なんだよ。アイツ、案外いいヤツなんだな?」
力の声のトーンが上がった。
愛「だから言ってるでしょ?前は単に跳躍が跳べないから荒れてただけだって…」
荒れてた頃の先輩はとにかくヒドかった。
今も冗談で絡んできたりはする。
でも、以前みたいに痛いくらいのチカラで私を抱きしめたり、失神させるほどのキスをしたり、そんな怖いことはしなくなっている。
今は私にとって先輩は優しくて後輩思いの先輩だとは思ってる。
力「けど、やっぱ心配だって…」
愛「どうして?」
力「どうして…って…勘だよ、勘!」
愛「勘?」
力「そ、男の勘な!?だから安心しきるなよ?」
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