番外編【新人デザイナーの憂鬱】-3 勘違い-2

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「お前さ……。言ってることがメチャクチャなんだけど、俺に探り入れてきたかと思ったら、今度は俺のこと、応援してるわけ? それはありがたいけど、お前の杉浦に対する気持ちは大丈夫なわけ?」 俺の…… 杉浦さんへの気持ち…… 「俺も……わけわかんないっすよ……」 俺は呟きながら箸でめいっぱい麺をすくうと、勢いよくすすり、口に入るだけ詰め込んだ。 眞辺さんは俺のライバルで…… 先輩で…… 俺の…… 「変な奴」 隣で眞辺さんが笑うのがわかったが、俺は反論はしなかった。 自分でも変な奴だと思った。 そして、その後仕事の話を少しして、眞辺さんのおごりで支払いを済ませて店を出た。
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