1ヶ月

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「モデルさんなんだよね。なら、写真撮るの手伝って。モデルしてよ」 ベンチから立ち上がり自分の手を優しく握り立ち上がらされた。 「いいよ。そのかわりしっかりとってよ」 モデルをしているからカメラに詳しくなった。このカメラはこうすればこう見えるとか研究したから結構わかる。プロ意識っていうより早くお金を稼ぎたかったからだからこのカメラは失敗することはあまりないカメラだ。まぁ、特別うまく撮れるわけでもないけど初心者向けしっかりとってよ。って言ったけど失敗しないだろうと思ってた 仕事のように真剣にポーズをとって写真を撮る男特に変な撮り方されなかった 「ありがとう。一緒に確認しよう」 と笑って言ってきた。男は近寄ってカメラを見せてきて見たらぼやけている写真ばかりだった 本当、何が起きたと思った。でも今まで綺麗に撮られていたけどこの写真が一番好きだ。今でも その写真はまだ家に飾ってある。それを見ると悲しくなるけど温かい気持ちになった
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