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女の人は帰って行ったけど、火の付いた俺と瞬は止まらなくて...キスを深めていくと、瞬の中心が大きく誇張して来て俺もそれに導かれるように熱を持つ。
「タロ、したい...」
「んっ...俺も...」
二人でそのまま、既に敷かれてた布団の上に倒れ込み、俺は瞬の頭を押さえるよにしてキスを貪った。
「はっ...タロ、好きだよ」
唇を少し離して甘い言葉を掛けられて俺もと返せば瞬が俺の服を剥ぎ取っていくから、俺も瞬を脱がそうと手を伸ばした。
「タロ、試したいことあるんだけどいい?」
首筋を舐めながら瞬が聞いてくるから承諾したら、椅子を引いて座る所に俺の上半身を載せた。
「タロ、さっきの嫉妬したタロすごく良かった...もう、気が狂いそうに嬉しい」
そう言っていきなり瞬の指は俺の中へ入って来た。
「っ、あぁ!」
「はっ...俺は、タロのだから...タロも俺のだから...」
そう言いながら、また指が増やされる。
今までに無い位の瞬の性急さに驚く暇もなく、俺の中の快楽を拾う場所に指を乗せられた。
これから来るあの気持ちよさを想像すると体が震えた。
「ね、ここ...擦っていいかな?」
「えっ!?」
いつも聞いたことなんかない...当たり前の様に、俺を翻弄する癖になんで聞くの?
「タロ、お尻きゅうきゅうだよ?」
「っ、何を...」
周りにはちゃんと力を掛けてくれるのに、そこだけはどうしても力を込めてもらえず、期待に俺の先端からは既に液体が糸を引いて落とされた。
「あ、タロ...畳汚したら困るね」
そう言って指をぬき、俺の前にタオルを敷いた。
何なんだか...勝手がちがう。
いつもならすぐに、終わるのにこんな焦らされ方したこと無くて期待に膨らんだ下半身はドンドンとぬめる液体を溢れさせる。
「あぁ、タロエロい...」
あんたの方がエロいと言いたくても、身体はビクビクとしてしまうは、焦らされて身体は熱を持つ一方だわで、早く欲しいと叫びたくなる。
そしてまた...瞬の長い指が俺の中へと戻ると今度はダイレクトにその場所へ指を乗せられた。
「あっ...も、焦らさないで」
「はぁ...タロの悶える姿凄くそそる」
瞬の甘い吐息が含まれた声にビクビクと中が収縮する。
「も、擦ってほしい?」
なんなのこの人!?
恥ずかしいのに、俺は素直に頷く...それしか出来ない。
「ふふっ、可愛いね」
瞬の指が俺を快楽へと落としていく。
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