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あぁっ...と、短く声を出すと身体がぶるりと震えて、俺の熱が吐出された。
「ぁ...っ、ふ...気持ちい」
熱にうなされたよに、俺の口から零れた言葉に瞬の熱が俺に宛てがわれた。
あぁ、来る...
そんな予感に、悦に浸るとスリスリと擦り付けて来てまたいつもと違う感覚に身震いする。
「はぁ...凄い興奮するよ...タロ、もう挿りたい」
そう言いながらもスリスリ擦り付けてくるから、俺も自然と腰が揺らぐ。
「ぁ、も、来て...瞬の、欲しい」
瞬のが、中に来やすいように尻を突き出しいつもの俺ではやらないよな誘い方をしているのは心のどこかで理解してた。
「っ、煽らないでよ」
そう言って瞬が俺の中に収まると、はぁはぁと短い息を吐きながら、馴染む大きさに悦びを覚える。
「あっ、瞬...しゅ、んんっ、ぁ、もっと」
どこで外れたのか、理性の糸が見事にブチ切れてた。
「タロ、あぁ...乱れたタロ凄くそそる...堪んない」
そう言って瞬は俺の中にゆっくりと入りこんでくる。
「ひあっ、あぁ...」
ガクガクと腰が快楽に耐えきれず震えて、俺の先端からはダラダラと漏れ出る液体が太腿を伝う。
唾液がだらしなく顎を伝う感覚に、さっきの嫉妬を思い起こした。
あぁ、俺...縛り付けたいんだ。
瞬を誰にも渡したくなくて嫉妬してた。
その気持ちが俺をここまで乱れさせてるんだ。
「タロっ...締めすぎ」
「ふぁ、んんっ」
瞬の汗が背中にポタリと落ちて、それだけでぞわりと背中が、泡立ち反り返る。
「っあ、タロッ...も、まだ気持ちよくしてないのに持ってかれそ」
俺の後ろで震えながら耐える瞬の姿が見れないのが残念だなと思いながらも椅子を両手で押さえる。
「はっ...瞬の、凄いどくどくしてる」
「んもっ、タロごめん!」
そう叫ぶ様に俺の背後で声をかけられた途端に一気に、奥深く瞬が入り込んできた。
「ひあっ!!」
なんて情けない声かと思いながらも、俺はビクビクと瞬の突き上げに、揺らされるしかできない。
「ひぁ、ん、あ、んんっ、はっ、」
ぱちゅぱちゅと、瞬が動く度に音が響き、俺の先端を瞬の手が、覆い隠す。
「はぁ...すげ、タロぐちゃぐちゃ...」
そう言うと、先端を包むようにして瞬の手が俺を擦り上げる。
前と後ろからの刺激に目の前はチカチカとして、身体は面白いくらい瞬に従順だ。
「ゃ、瞬っ、ゃ、恥ずかし...んんっ」
「も、タロの中千切られそ...ここ、いいよね?」
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