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瞬の打ち付けに従い、擦り挙げられるとあっという間に、俺だけ先に到達点へと登り詰めた。 「んんっ、くっ...でっ、ちゃ、ぃあ」 中で暴れ狂う瞬の突き上げが一度止まると、椅子からずるりと転げ落ちた。 身体の快楽が勝って、横に成りながらビクビクと痙攣が止まらない。 「はぁ...タロ、もう少し頑張って」 まだ、吐き出してない瞬が俺の前に座り、俺は引かれるまま瞬の上に跨った。 膝がガクガクして、そのままで居られない俺は瞬の首に体重預けてると、腰を引かれ両方の尻臀を開かれた。 「っ...瞬?」 「腰、下ろそうか?出来るよね?」 その、妖艶な瞬のうっとりした表情と、まだ熱を放っていない瞬の上にいる状況が、どんな事になるのかなんてすぐに理解した。 「俺...も、腰動かない」 「大丈夫、俺がちゃんとしてあげるから、ほら寒いから暖めて?」 俺にそう言って、支えてた瞬の手の力がゆっくり下げられると俺の中に再び存在感を主張する瞬が挿いってくる。 「はっ...ぁ、も、くるし...瞬」 ズブズブと入り込んだのに、さらに俺の肩を引いて1番深い場所に瞬が挿り込んできてビクビクと身体がしなる。 「あぁ、タロ...気持ちいい...」 「はっ......はっ」 俺は声にもならないような息を何度も繰り返すだけしか出来ない。 「タロってさ...はっ...ここも、良いよね?」 そう言って瞬の腰が押上げてきて、俺の肩は逃げない様に両手でしっかり抑えられた。 「ぅ、ああっ、深いっ、やら、瞬」 「んっ...俺もタロの色香に、おかしくなる...」 そう言ったあと断続的な突き上げに、俺は3度の欲を吐き出し、瞬がそのまま俺を寝せると、表足を瞬の肩に乗せて、腰だけが俺の身体にぶつかってくる。 「や、ひっ、ひあ、ぁ、や、ぐっ、」 あまりに早いストロークに快楽なのか衝撃なのか、感じ過ぎて感覚がおかしくなり始めた時。 「ぅ...はっ、タロ、出すよ」 そう告げて俺の中から、飛び出た瞬の液体がどぷりと、腹に降り注いだ。 その液体が俺の身体をなぞるように流れ落ちると、瞬が... 「はぁ────っ」 と、深い息を吐いて俺を見下ろしていた。 その姿のいやらしさは俺しか知らない瞬の顔で、手で瞬の先輩をにぎって俺の身体に先端を向ける姿とか...そんな姿が嫌にエロくて、俺の身体はまだビクビクと震えてた。
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