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原案(あらすじ)
目覚めるとそこは屋外階段の踊り場だった。
何の因果化かトラブルに巻き込まれる日々に疲れ、夕涼みに出たつもりが、いつの間にか寝てしまっていた。
蛇塚正美(へびづか・まさみ)は、ひと月ほど前までは平凡な日常をおくる何でもない一人の社会人だった。
高校から専門、そして小さなデザイン会社へと就職。
給料は安かったが、祖母が持つマンションの一室をタダ同然で借りることができ、それなりに満ち足りた生活が送れていた。
ところがある日、正美を許嫁と呼ぶ若い男性が転がり込んできた。
彼の名前はアマテル「自分は宇宙から来ました。」
嘘のようなアマテルの一言から、正美の運命が一変する。
王子アマテル、宇宙の放浪者ハマル、執事カストル、宇宙警備隊アクベンス、奇才レグルス。あっという間に増える同居者。
アマテルとハマルは昔からの知り合いで仲が悪く。アクベンスはハマルを警戒する。カストルはいつもアマテルにべったり。アクベンスは素直に正美への好意を示し、それをハマルがやっかむ。素直になれないハマルをレグルスは我が子のように愛しむ。
それぞれにそれぞれの関係性を持つ彼らは本当に宇宙からきた宇宙人なのか。
そして、正美とアマテルの関係は。
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