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玄関先にたぶん５分以上は座り込んでいたと思う
酔っていて時間の感覚があまりないのもあるけど、ペタンと座り込んだ床の冷たさが酔って火照った身体には気持ち良く感じる
あーもう、このままここで寝たいな・・・自分の家だし、誰に見られるわけでもないしいいかな・・・
相変わらず自分に甘くなっている
この甘えが自分を堕落させているのだけど
でも、さすがに眠気には勝てない
どうせ明日は休みだし・・・このままで良いか・・・
10分だけ
10分横になったら、ちゃんと部屋に戻るから
そう自分に言い聞かせながら、少し眠った
ーーーたぶん夢だろう
身体がフワって浮かび上がって、懐かしい匂いに囲まれている
それから・・・こんな干物女の私にキスをしてくれた
懐かしい、感触・・・・
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